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アンドレイ・ルブリョフ
2007/02/19(Mon)
アンドレイ・ルブリョフ

アンドレイ・タルコフスキー監督
1967年 モノクロ

3時間を超える大作です。
15世紀初頭のイコン(聖像画)画家の前半生を描いています。
この時代、ロシアはモンゴル系のタタール人の侵入を
受けていた時代です。
アンドレイ・ルブリョフは修道士でもあり、
宮廷画家として教会の壁画制作に携わっていましたが、
タタール人からある少女を救うため、
一人の男を殺してしまいます。
罪の深さから、修道院で沈黙の行に入り、
絵も描かなくなりました。
そして、十数年。
新しい教会を造るために、鐘職人の息子が召し出され
経験もないまま、仲間と鐘を作ります。
苦しみ、苦労の末、鐘を作り上げた少年。
その姿をアンドレイ・ルブリョフは見守り続け、
完成をきっかけに、沈黙の行を止めます。
そこで、映画は終わりますが、
その後イコン制作にのめり込んでいくことが暗示されています。

20070219200913.jpg

当時の風俗、生活の様子なども興味深く観ることができました。
アンドレイ・ルブリョフの己に厳しい生き様は
大きな感動を生み出しました。
沈黙の行が大きな部分を占めるためか、
静謐さが身にしみるとともに、
場面場面の美しさが印象的です。
聖書やキリスト教、時代背景について、
もっと素養があれば、映画の理解が深まったのではと思います。

欧米の映画、文学、いえ芸術を楽しみ理解するためには
聖書の知識は必須ですね。


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コメント
-  -
こんばんわ!地元でソ連・ロシア映画祭ですかぁ~
うらやましいですねぇ~
タルコフスキーは「惑星ソラリス」しか見たことが
ないんですけど。
ソ連邦時代の映画は国策だったので
予算的に糸目をつけずに作っていますから
話は別としてスペクタルな映像が多いと思いますが。良いなぁ~わたくしも見たいです。。
2007/02/19 22:57  | URL | 軍曹殿! #22hNL7Yc[ 編集] ▲ top
-  -
軍曹殿! さん
「惑星ソラリス」も観ましたよ。
この後、そのうちにアップします。
ソ連映画、すべてが国策でもないみたいですよ。
この映画も制作後何年か公開されなかったようです。
それにお金をかけている風ではありません。
低予算でなんとか素晴らしい映像にしようという監督の意志が見えますよ。
まぁ、国策映画もあるのでしょうが、金をかければ言い作品になるというものでもないですからね。
2007/02/20 21:29  | URL | obtusa #oCbjO3AA[ 編集] ▲ top
-  -
そうですね。
タルコフスキーはどちらかと言うと
ソ連時代は冷遇されていたひとですからね。
自国よりも外国での評価が高かった監督さんですね。
「ソラリス」もこちらで公開時に発禁になっていた
のが宣伝文句に使われていましたから。

国策映画に良い映画は残念ながらストーリー的にはひとつもないとわたくしは思います(笑)
映像的には評価できるものもあるとは思います
けど・・・・・

2007/02/21 00:02  | URL | 軍曹殿! #22hNL7Yc[ 編集] ▲ top
-  -
軍曹殿!さん
映画のこと、詳しそうですね。
私は実のところ「ソラリス」しか知りませんでした。
それも観たことなかったし。
今回、はじめて何本もロシア・ソ連映画を観たわけですが、
映画ってすごいなぁ!って言うのが、…当たり前かぁ…全体の感想です。
2007/02/21 06:47  | URL | obtusa #oCbjO3AA[ 編集] ▲ top
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