横岳から硫黄岳に向かいます。
硫黄岳山荘まで下ると、硫黄岳が大きくなります。
ちょっと弱気。
それでも、ケルンを数えるように登っていくと、
雲が美しい。

秋はいいですね。
そんなにかからず、硫黄岳の広い山頂の一角に到着。
振り返れば横岳、赤岳、阿弥陀岳の素晴らしい景色。

とりあえず山名板のところでまで行き、

あらためて振り返ります。
素晴らしいです。

もちろん、北八も蓼科山まですっきりと見えていました。
一休みして、来た道を下山。
登るとき見た雲が流れて、すてきです。

そして、北アルプスもきれいに見えていました。

横岳まで戻り、赤岳を再び望みます。

この時点ではまだ行けるかなとも思っていましたが、
実際、三叉峰まで戻り、稜線を眺め、
コースタイムを確認して考えてみますと、
ちょっと苦しいかな。
雲も上がってきていますし、
よれよれになって、
薄暗く長い杣添尾根を下るのは重いものがあります。
赤岳はまた次にしましょう。
勢い込んで下り出しました。
長いです。
実際はそんなに長い訳ではありませんが、
気分的に長い。
一時間半ほどで東屋のところまで戻り、
もうすぐ別荘地、ひと下りで車と思ったところでそれは起きました。
石を敷き詰め、それなりに整備された別荘地内の遊歩道、
敷石につまずいたか、それとも滑ったか、
気がついたときには、敷石が目の前、手を出す間もなく、
眉間から叩きつけられました。
さして痛いとも思わず、すぐに立ち上がりましたが、
一瞬、何が起こったかもわからず呆然。
とりあえず意識はしっかりしてましたので、
たいしたことなかったのかな。
手を顔に当てる血が付いてきました。
眉間はぷっくりふくれていますし、
鼻血もでているようです。
ポタポタ滴るほどではないので、
そんなに大きな傷ではない感じ。
歩けますし、車はもうすぐなので、車まで戻りました。
ミラーで確認すると、眉間が径3cm、高さ1cmくらいふくれています。
その眉間から、鼻筋、唇の上まで擦過傷ができていて、
血がにじんでいます。
鼻をつまんでみたり、眉間から額にかけて指で押してみても、
ひどく痛いこともないので、どうやら骨は大丈夫そうです。
縫うほどの傷もないし、やれやれです。
持っていった水でハンカチを湿らせて、
血のりを拭き取り、
それ以上、何もできないので、車を走らせました。
最寄りのコンビニで傷をあらためて確認、顔も洗い、
まじまじコブと傷を見ます。
平気かな…。
アイスを買い、食べてみましたが、
美味しく食べられるので大丈夫でしょう。
無事に家にたどり着き、あらためて消毒をして、
皮膚が剥けているところにバンドエイドを張りました。
翌朝にはコブも低くなり、夕方にはほとんど高さがなくなりました。
あとは傷がきれいに治るといいのですけど…。
という山行でした。
高山帯まで行けたし、まぁまぁ長い時間歩けたのでよしとしましょう。
体力、筋力が落ちていて、長時間の歩き、
特に長い下りで踏ん張りがきかなくなったのでしょうね。
どんどん山に登って、鍛えるしかありません。
行きますよ!
コースタイム
14.09.23
06:15海ノ口自然郷横岳登山口駐車場 → 06:45東屋 → 09:40三叉峰(2825m)09:50
→ 10:00横岳(2829m) → 10:30硫黄岳山荘 → 11:00硫黄岳(2760m)11:20 →
12:15横岳12:30 → 14:10東屋 → 14:30海ノ口自然郷横岳登山口駐車場
行動時間:8時間15分
歩行時間:7時間30分
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