染料の道 --シルクロードの赤を追う--
村上道太郎著、1989.8、日本放送出版協会刊

赤を縦糸に、シルクロードを横糸に、
染料が伝えられた道を推理した本です。
著者自身、草木染めの作家で、
遺跡から発掘された布の赤を再現したり、
その過程が描かれていますが、とても楽しいのです。
草木染めの染料となる自然物は同時に薬でもあり、
染めることにはいろいろな意味があったのではないかとも
考えさせられます。
この本も古い友人から譲っていただきました。
本人は読んでいなかったようで、
私の話を聞き、読みたいから返してって。
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テーマ : オススメの本 - ジャンル : 本・雑誌