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2010.12.12 (Sun)

BITTER CHOCOKATE  チョコレートの真実

キャロル・オフ著 
北村陽子訳
2007.9発行
英治出版

101123本 (3)c

3000年以上前から中米で嗜まれていたカカオ飲料。
それがヨーロッパに渡り、今日のチョコレートになった影の姿です。
私たちがいま普通に食べているチョコレート、
本当にこんなに気軽に口に運んでいいの?という重みを感じました。
その当時から「変わらないことが一つある。当時も今も、チョコレートは、
一握りの人の贅沢品だということだ。何千年にもわたって、
特権層のチョコレート熱は、下層の人々の過酷な労働によって
満たされてきたのだ。」

私たちが気軽に口にするチョコレート、
それは国を超えた特権層と下層の人々の関係のようです。
私たちは世界的に見れば特権層なのです。

アフリカ西海岸の貧しい農民、さらには児童労働があり
生産されたカカオ。
欧米の大企業に支配されたカカオ市場。
とても相応な対価を払われているとは思えません。

その結果、気軽に私たちの口に入るのかと考えると、
どうにもやりきれないものがあります。
だからといって、食べずにはいられませんし、
せめてそうした人々、ことに思いを馳せることしかできないのかな。

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