秋の一日、まだ登らぬ北信五岳の一つ、
斑尾山に登ってきました。
登り口は荒瀬原、林道を走り、
信越トレイルの案内板があるところからです。
ひと登りで、釜石山と表示板のある稜線へ。

しかし、ここは鞍部でとても山と言うところではないようです。
標高も違いますし…。
よくわかりません。
そこから稜線を登っていくとほどなく大明神岳に到着。

ここからは、野尻湖方面の視界が広がります。

飯縄山、戸隠の山々、黒姫山がよく見えます。
さらにわずかで、斑尾山山頂。

ブナに囲まれて静かな山頂です。
来た道を下り、車に戻りました。
コースタイム
12.10.11
10:20林道登山口 → 10:30釜石山の表示板のある稜線 →
11:10大明神岳(1350m) → 11:15斑尾山(1381.8m)12:20 →
12:55林道登山口
行動時間:2時間35分
歩行時間:1時間30分
ひと登りで頂上に…と言いたいところですが、
岩の間を這うようにのろのろ進み、
ようやくのこと、赤岳山頂に到着です。

なんだか、人がいっぱい。
わたし向きの場所ではありませんが、
それでも休憩、少しお腹にいれたりしました。
すでに雲が出ており、景色はほとんど見えません。
天望荘に向かう稜線。

切れ落ちて見えて、かっこいいです。
そして、いつもの大キレット。

地蔵尾根途中から行者小屋。

あそこまで下るのか…。
で、行者小屋からの赤岳。

記録にすると簡単に進みます。
帰りは赤岳鉱泉を回ってみました。
名残惜しい山々。



北沢の山の神。

今日の無事の山行に感謝です。
コースタイム
12.10.08
06:50美濃戸 → 09:10行者小屋09:20 → 10:30稜線10:45 →
11:15赤岳(2899.2m)11:45 → 12:15天望荘12:30 →
13:20行者小屋13:35 → 14:05赤岳鉱泉14:20 → 15:45美濃戸
行動時間:8時間55分
歩行時間:7時間15分
と言うことで、阿弥陀岳に登りはじめます。
少しばかり上がると、ちょうど赤岳の頂上から日が昇ってきました。

ダイヤモンド富士なんて言いますが、
これはダイヤモンド赤岳ですね。
徐々に高くなる景色を楽しみつつ、
ソールを気にしつつ登るとやがて頂上に。

相変わらず富士山も見えます。
赤岳の右側、南方の雲海。

そして富士山、権現岳。

遠く御嶽山も見えます。

こちらは穂高から槍にかけて。

山麓には阿弥陀岳の影があります。
黄色い田んぼもきれいです。

北方に転じれば、蓼科山から天狗岳、硫黄岳にかけての
稜線もきれいです。

頂上で景色を堪能した後、下りに入ります。
ソールはどんどんはげていきます。
下りの中岳のコルでかかと部分が欠落。
さらに下り、行者小屋でテントを撤収。

まだ、テンバには日があたっておらず、
湿った重いテントを重い気持ちのままパッキング。
ようやくのこと背負い、美濃戸に向かって下り出します。
少し歩いたところで、残っていた中央部も欠落し、
靴底はツルツルになってしまいました。
山道ですから、左右のソールの厚み分の違いは気にはなりませんが、
濡れた石、泥はとてもすべりやすく、
気の抜けない下りでした。
着実に右足の一歩を決めつつ下り、ようやく美濃戸へ。
さらに車で美濃戸口へ、そして帰宅の途につきます。
お昼ころになると、赤岳の稜線に雲が湧き、
まぁ、先に進まなくてよかったかなって思えたのが、
わずかな救いでした。
長門牧場でソフトクリームを食べ、
軽井沢のいつものケーキ屋さんで、
アイスコーヒーとアップルパイで一休み。

今度、お山にご一緒しましょうなどと盛り上がって、
この山行を終えました。コースタイム
12.09.19
07:10美濃戸 → 10:05行者小屋
行動時間:2時間55分
12.09.20
04:40行者小屋 → 05:45中岳のコル05:55 →
06:20阿弥陀岳(2805m)06:45 → 07:00中岳のコル07:05 →
07:40行者小屋08:30 → 10:25美濃戸
行動時間:5時間45分
歩行時間:4時間15分
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