宮地伝三郎著、岩波新書
1984年の出版です。
今も絶版にされずあるのでしょうか。

雑司ヶ谷のフリーマーケットみたいなところで見かけて、
おもしろそうだなって連れてきました。
著者は動物生態学者で鮎の研究をしていたとか、
研究に役立てようと収集した俳句を取り上げながら、
そこに含まれる事々を研究者の立場からひもときます。
アユ、カワウソ、それから琵琶湖に住む小動物たちを取り上げています。
俳人の自然を見る目の確かさ、
また伝聞によって作られたのではないかという推理、
そんなものを織り交ぜ、実際の生態と絡めてお話しは、
楽しく読むことができました。
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